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三文

時間の使い方に関して久々に悩んでみました。
その前に「忙しい」の定義から入る必要があるでしょう。
ってのは、元来忙しいと感じない限り時間の使い方で悩む必要はありません。
(と言いながら、暇で暇で仕方なくて時間の使い方に悩むケースに気付いたが、これは軽く無視しておきます)


私が昔突き当たった壁で言うと、とにかく1日が24時間では足りないという状態。
一般的に全く寝ないで生活することはできないので、寝ている時間と移動している時間以外はほぼ仕事だけしている感じ。
正味時間にして1日18~20時間程度でしょうが、それでは時間が足りないくらい手に余る仕事量がありました。


①自分に対する要求度が高く(要はハングリーだということ)、
②周囲も異常なストイックさで仕事にまい進しており(要は仕事をしまくっていないと組織内での立場を失ってしまうってこと)、
③仕事以外のあらゆることを犠牲にする神経を持っている(仕事が全ての中心であって、それ以外の恋だとか友人だとか趣味だとかは全部後回しなので、やがて仕事以外になくなるのでより拍車が掛るということ)
という場合、全くブレーキを踏まずに仕事を取りまくるので、時間が無くなるわけです。


それでも①②③の状態なので、更に詰め込もうと努力します。するともう、何が何だかわからないうちに目まぐるしく1日が過ぎ去っていくという寸法です。
これが忙しい状態。
(したがって、今の私は忙しくありません)


さて、そうやって時間がマジで足りないという経験を積み上げていくと、どうにかもっと有効に時間を使えないだろうかと考えるわけです。
(随分と試しました。役に立った代表的なものはやっぱり「七つの習慣」です。)



あるとき、シリコンバレーは朝が早いという話を聞きつけました。
朝の5時くらいから働いていると。それでもって、午後の3時、4時には早じまいしているんだということでした。
(東側との時差があるのと車通勤によるラッシュが激しいためと聞きました)



それで「これだっ!」と思いましたよ。
確かに朝なら能率もいい。
早起きは三文の得。
Early bird gets the worm.


「古今東西、朝動くのが正しいと教えているじゃないかっ!」
てんでメンバーを励まして、なんなら始発で出社だぁ~ってやってました。


ところが……
会社のほとんどの連中は夜型。
役員会で全員そろうのが23時。その後、打ち合わせが25時からなんつう非常識な時間設定がまかり通るわけ。
俺は始発で会社に来て仕事してんだよ! って主張しても意味はなく……夜遅いのは変わらず、単に朝が早くなっただけでした。


まあ、それでも、朝早い方がいいという考えはそれ以来変わってません。
で、今回久々に悩んだ結果については、また今度。