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仕事において、少しでも効率を上げたいとか、有意義な結果を得たいとか、そう考えるのはごく当たり前のこと。
私も常にカイゼンと思って自分の仕事の仕方を変え続けております。




最近、私が取り組んだ結果、有意義な結果を得られた代表例は「フリック入力」です。
えっ? とお思いの方もおいででしょう。
しかし、これが私のモバイル生活を劇的に変化させたといっても過言ではありません。(ちなみに、この文章もフリック入力で作りました)
つまり、iPhoneでかなりの文章を(ストレスなく)打つことができてしまう。
(自分の中で)これはなかなか大きな変革でした。



最初にフリック入力の存在を聞かされた時には、誰がそんな面倒なことをするかい! とまあそう思ったものです。
しかし、ある時、滅多に会わない血縁者(娘)から便利だよと勧められ、チャレンジ精神が沸き起こりました。
彼女いわく「丸1日、死にそうになりながらでもやり続ければOK。すぐに慣れるから」とのこと。
一度覚えれば、それはもう劇的に早打ちができるということでした。




それから丸一日格闘しましたが、全くインプルーフメントはありませんでした。
さらに我慢すること1週間。それでも、「ふ」と「ひ」と「へ」を間違う始末(それはつまり「う」と「い」と「え」を間違うといういことであり、すなはちそれは、ほぼ毎回打ち間違うということ)。
それでもあきらめないのが私の偉いところです。もはや意地とばかり効率を無視してフリックし続け、ようやっとマスターしました。
(娘が丸一日でできたことを私は丸1カ月要してようやく身につけたということであります)




それでも、その苦労による収穫は大きなものがありました。
私がひそかに目指したのは「ペーパレス」と「脱PC」です。
PCは確かに便利ですが、いくら軽量化されたとはいえそうそう持ち運ぶ気にはなりません。
そこでスマホとタブレットでできてしまうことはできるだけやろうと。
さらに、紙によるメモやら何やらをなくそうというチャレンジには、思い浮かんだ瞬間にその内容を記録するデバイスが必要になるわけです。




たとえば、あるアイデアが浮かびます。
(私の場合)それをすぐに忘れてしまうので、どうにか記録に取る必要があります。

蛇足ですが、私はこれまですごく良いアイデアが何度も浮かんだことがあります。
ところが、それらの相当程度を実現できていない。なぜなら、それを忘れてしまったからなんです。
あの時、メモさえ取っていれば、今頃スゴイことになっていたかも知れんわけです。

話を戻しますと、そんなことで、私は何とかアイデアを記録したい。
過去で言うと、ボイスレコーダーを常備したり、iPhoneのボイスレコーダーを無理に使ったり(同じですみません)。
そういう苦労をしてきましたが、結局、手帳にメモを取るのが一番間違いがありませんでした(当たり前です)。
今や、手帳へのメモを上回る効率をフリックを駆使したメモ入力によって実現しています。




これをやり始めて便利なのは、スタッフとの共有もすごく楽だということ。
思い浮かんだアイデアをメモに入力してすぐにメール送信という一連の動作になります(まあ、そんなもんを受け取るスタッフ側は迷惑かもしれませんが……)。




さらに、リマインダーにペーストすれば、納期管理も可能になります。
実は、このリマインダーがまた、私にとって病的に馴染んでます。
リマインダー自体はいろんなツールで実現可能でしょうが、私がなついてしまったのはiPhone、iPadに標準装備されているヤツ。
そもそもはソフトバンクショップのお姉さんに勧められたのがきっかけです。
何かの締め切りを忘れないようにと、得意のフリックで入力すると、なんだか使いやすい。
それ以来、何かとリマインダーで行動管理するようになった次第です。





さて、これによる問題点ですが、どこにいても何か気付いたときにiPhoneをいじり始める失礼なヤツになってしまう点でしょうか。
まあ、とにかくも着実にペーパレスと脱PCを目指しております。