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体調について語るようになったら年だと思えと言う。
その通り過ぎて反論のしようがない。
だから、体調だとか健康だとかについては語らないようにしようと思っている。

同じように「俺も年だからさぁ」とか「40を過ぎたあたりでガタっときてさ……」
(私はこれに該当していない、例に過ぎない)とか「なんか白髪増えてね?」とか「ちょっと薄くなってきちゃってさぁ」みたいな話をできるだけ遠ざけている。
これを現実を直視しない逃避姿勢と受け取ってもらいたくない。
そうではなく、意識的に遠ざけることでの攻めの姿勢なのだ。

だから、一瞬の反応にも気を遣う。
さすがに、立ち上がりながら「よっこらしょ」はない。
しかし、柔軟性の乏しさによる筋肉の引き吊りなどで「あたっ」「あぐっ」「うぐっ」といった唸りはつい出てしまうものだ。
それでも、注意すれば抑制はできる。
気付かぬうちに発する唸り声で加齢を見てとられてはかなわんのだ。

何が言いたいか?
聞きたくないなら読まないでくれ。もう。
もうどうせ、行き当たりばったりに書いているだけなんだから。
要は、体調うんぬんを書きたいわけじゃないのだが、書こうと思っているという前置きなのだ。
(この前のブログでも体調の話だったからね……ネタないのかよ、他に……)

そろそろ、本論に入ろう。
私が長年悩み続けてきたすごく軽い疾病(?)というか症状(?)がある。
これはもう子供の頃からだから相当に長い間悩んでいる。
(ここから気持ち悪くなる可能性が高いから気を付けてもらいたい、読まない方がいいかもよ)

それは口内炎だ。
どいうわけか3ヵ月程度の周期で現れるこの厄介な軽い疾病は、まさに私にとって小さな大問題。
いや大きな小問題か! まあ、それはいい。
それはいいとして、とにかく周期的にやってくるこの口内炎が毎度毎度痛いのなんのって。
出来たら最後1週間2週間痛いまんまで、好きなコーヒーもマズイ、ワインもマズイ、何を食べてもうまくない。
その上、打ち合わせの間も痛い。発言をするにも痛い。
仕方なく、大事なこと以外発言しなくなったりする(場合によっては大事なことまでどうでもよくなる)。

こんなことを考えたこともある。
この忌々しい患部をいっそ焼いてしまったらどうだ!(余計ヤバいでしょ)
そうだ、痛いんだから何も食べなきゃいい!(腹減るし)
病院に行こう!(薬を処方されるだけで即効性はない)
チョコラBBの大量摂取だ、まとめて一瓶飲めばどうだ!(全然ムリ)
なんでもいいから、すぐに効く対処法はないのかよ! クソっ! といつもこういうぐるぐるとした思考循環を繰り返すばかりだったのだ。つい昨日まで。

いや、マジでたまには薬局にも行くもんである。
ありました。新しいテクノロジーがあった。
ケナログじゃなくアフタッチ(これ出た時はすごいと思ったけど、結局そんなに使えなかった)でもなく、「トラフルダイレクト」ってのがあったんです。
口内炎で悩んだことない人は全く関係ない話だけど、このトラフルダイレクトは良い!

一見すれば円形の紙ですね。
いわば薬効成分が沁みたハイテクの紙ですよ。
まあ、成分は昔からあるケナログと同じなんで、そこはシラケるんだけど。
患部にきれいに貼りついてしかも剥がれない!
簡単には剥がれないから患部がガードされて気分晴れ晴れ。
不自由なく……とまでは言えないけれど、大げさに言うと、患者のQOLは相当上がります。
だって、食べたり飲んだり話したりがすごく楽なんですもの。うふん。

ただまあ、成分は「トリアムシノロンアルデヒト」ってやつ。
名前だけ聞くと毒としか思えない。
実際、ステロイド成分らしいからあんまり使っちゃいけないのかな。
このあたり、名前のおどろおどろしさ以上に副作用の知識なんてゼロだからただ怖がっているだけだけど、とにかくこれは便利。
それが言いたくてこれだけ書きました。
所要時間35分。長いっつうの。