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小さなことでしっかり喜ぶ

フェイスブックが中高年の情報共有に果たす役割は随分と大きくなっているように思います。
私は50歳近くですが、この年齢層にとってフェイスブックは友人たちの近況を知る上での最強ツールになっていると思います。
(当たり前のこと書いてますね、すみません)
先日もフェイスブックで後輩の会社が自社商品の「月次売上 大幅更新」をアップしていて、素晴らしいなと思ったものです。

いままで90だったものが100を超えた。
それを喜ぶということは、でかい会社になるとやらなくなるものです。
でかい会社の場合、初期投資も大々的にやり、目指すスケールもケチケチしていないので、わずかに変化した業績など評価に値しないわけです。
(でっかい会社とベンチャー企業との差はそんなところにある気がします)

ACSで中古マンション再販を初めた当時は、こうした小さな喜びを重ねることを忘れていました。
いいものを作る。お客様に喜んでいただく。そうした当たり前のことは常に意識していましたが、その結果を喜ぶことは忘れていたように思います。

ACSではリノベーションマンションを購入いただいたお客様の声を聞くためにヒアリングにお邪魔しています。
購入後1年を目安にアポイントを取り、お話を伺うことにしています。
当初はどんな不満があるのかを聞き、それを商品開発に生かそうという考えでしたが、結果としては「どんなことに喜んでいただいたか」を聞く場になっています。

お客様が喜んでいただいている話を直接聞くことは健全な発展の起点だと思います。
自分たちがやっていることが役に立っているという実感こそ、もっとよくしようという意欲を作り出します。
きれいごとで恐縮ですが、やはりお客様に貢献できているという実感がなければ、事業は成り立たないと強く思います。

今月は、ACSにとってお客様ヒアリング月間でもあります。
しっかり顧客の声に耳を傾け、また地道に頑張ろうと思います。