ドル紙幣のABC | 丸の内で働く社長のフロク Powered by アメブロ

ドル紙幣のABC

ミネアポリス連銀総裁が交代するという記事をたまたま目にしました。
日経新聞です。

さて、なんでこんなマニアックなことに目が行くかというと、その昔、アメリカの紙幣に興味を持ったのが始まりです。
いつだったか(もうだいぶ昔ですが)、アメリカに初めて旅した頃、紙幣に大文字のEだのKだのが丸に囲われてプリントされている。それは発行している場所が違うんだよと教わりました。
(実際はプリントされている場所は同じらしいことはその後知りました)

アメリカには12の連邦銀行があるというのは、日本人からするとよくわかりません。
(まあ、いまでもよくわかっていませんが、アメリカには日銀総裁みたいな人が12人もいるという解釈でいいじゃないでしょうか。でもって、その人たちがグループ(準備制度理事会)で通貨制度を維持していると、そんな感じで理解しております)
つまり、あの丸く縁取られた大文字のBだのFだのは、12ある連銀のうち、どの連銀が発行した紙幣なのかを表しているというわけです。
(したがって、あの丸に囲まれた大文字はA~Lまでが存在します。ちなみに、アトランタはAではなくF。カンザスシティもKではなくJです。仮にZがあったら、それは偽札です)

まあ、国がでかいわけですから、日銀に相当するものが12あっても驚きませんが、なんで12なの? みたいな疑問は残ります。
(このことを知った当時は、wikiなんて存在していませんでしたから、図書館かどこかで、12の連銀はどこにあるんだなどと調べたように思います)

連銀がニューヨーク、ボストン、シカゴにあるのはわかります。
一方なんでロサンゼルスにはないの? という疑問には、日銀の支店の配置が昔ながらの伝統に従っているのと同じなのかななどと勝手に思ったものです。

で、ミネアポリスですが、私は一度だけ当地を訪れたことがあります。そのとき、よりによってなんでこんな街に連銀があるんだろうと思ったものです。
(日銀の支店が函館にある(あった?)ことに驚くのと同じ)
まあ、簡単に言えば、単なる田舎町。
雪が降って、寒くて、見るものも特別なく、食べる肉は硬くて、寿司なんて食べたら全くうまくないという印象しか残っていません。
(もちろん、すごく綺麗な、すぐそこに自然がある素晴らしい街であることも申し添えます)

何が言いたいのか、自分でもはっきりしませんが、要は私みたいな偏屈な人間は全く役に立たないことに結構興味を持ってしまうということでしょうか。
もうすこし役に立つことを勉強しないといけませんね……時間切れなのでこれで終了です。