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"sleep with business"

私、以前は思いついたアイデアをメモする癖がありました。





これは、仕事の技術としてはなかなか良かった。





普段考えつくこと、思い浮かぶこと、数多くあります。
ところが、それを何かに残さないと忘れてしまうわけです。





折角思い浮かんだアイデアを忘れてしまうのが悔しくて…
それで、とにかくメモに書き付けておいたものです。



時には、夜中、眠りにつきかけたときに、ふっと思いついて、
がばっと起き上がってアイデアを走り書きしたり…





そういえば、"sleep with business" という表現があるそうです。
これ、私が昔お世話になったリクルートコスモスさんの役員の方から
聞いた話。



リクルートさんの創業者である江副さんが言っていたそうです。
"sleep with business"
つまり、寝ているときもビジネスのことを考えるくらいでないと
本当にプロの経営者とは言えないというような、そんな意味だと
解釈しています。



そういう意味では、私、今でも、"sleep with business"している
のですが、ベッドで思いついたことをメモする癖は失っています。



何でメモする癖をなくしたのか?
理由はメモ帳をもたなくなったからであります。



以前は、ファイロファックス社の1日のスケジュールが1ページに
記入できるタイプのスケジュール帳+メモ帳を常に携行して
おりました。









ところが!
スケジュールを全てアウトルックで管理するようになって、
このファイロファックスが全く機能しなくなりました。





現代のビジネスパースンは時間に縛られて生きております。
その時間管理の機能を失ったファイロファックスが携行されなく
なるのに、多くの時間を要することはありませんでした。






いまだにファイロファックスには2-3か月分のスケジュール帳が
入っているのですが、全て真っ白。


<<私の過去分のファイロファックス。
ご丁寧に保管してあるのですが、ここ4年分くらいのものは
ほぼ真っ白であります。>>


その代わりに秘書のSさんが打ち出してくれたアウトルックのコピーが
挟み込まれている。




ところが、最近は、毎日の行動予定表を前日に打ち出してもらうので、
打ち出された数週間分のスケジュールの存在感も減退。




そんなことで、日々思いついたアイデアを書き付ける癖が
なくなってしまいました。




これは、大きな問題です。
ブログのネタ。日々、思いつくのに忘れてしまう…




実に残念であります。

Ⅰ社OB某氏を巡って

Ⅰ社のOBは多方面で活躍しておりますが、
最近、Ⅰ社OBの某氏からこのブログに自分のことを書けという
珍しい依頼を受けました。




正確に言うと、自分のことを書けではなく、自分の店のことを書け
という依頼がありました。




この依頼ですが、実はかなり以前の話であります。
確か2週間か3週間ほど前だったように記憶しています。




なぜ、いまさら?
とお考えのブログの皆さんも多いことと思います。





理由は2つありまして・・・
①私の習慣の問題
②私のスケジュールの問題
であります。





①習慣の問題というのは、問題であって問題ではないのですが、
私、PEPというのを実践しております。
PEPとはPersonal Efficiency Program。
つまり、個人の仕事の効率を上げるための様々なコツを取り入れている
といえばいいでしょうか。




PEPについて書き始めると、それだけで終わってしまうので割愛しますが、
PEPはトレーニングプログラムで、そこで習ったことを実践しております。




PEPの考え方に従うと、電子メール(あるいは決裁箱にある書類)は、
1回以上触ることができません。
つまり、メールを見たら、必ず返信して捨てるか(あるいは保存する)、
読んで捨てるか(あるいは保存する)、後回しのホルダーに入れるか、
単純に保存するか、いずれかの動作を行う。


従って、メールを見たら、受信トレイからあらゆるメールがなくなるというわけです。






ということで、この某氏からのメールは、2-3週間前に読んだのですが、
火急なものではないという認識から消去しました。





某氏よ。Mさんよ。本当にすまない。

でも優先順位が低かった…






で、②のスケジュールなのですが、実は今週頭から、
ロンドンに出張予定だったのです。
ところが、ご存知の通りロンドンでテロがあり、1週間ほど予定が狂った次第です。





そんなことで、仕事の棚卸しをいたしました。
日常、なかなか出来なかった宿題を解決しようと色々ひっくり返した次第です。







すると、思い出しました。某氏(Mさん)の件を。










そんなことで、次回、某氏の店について書ければ書きたい考えです。

平尾さんの話

Ⅰ社では四半期に1回、マネジャー向けのキックオフミーティングを
開催します。
今回Ⅰ社の第4四半期のキックオフでは、ラグビーで有名な平尾誠二さんに
おいでいただいて、講演いただきました。





スポーツ界の方を招聘して講演してもらうというのは、

なんだか古い会社っぽいかななどという変な感覚があったのですが、

実際、お話を聞いて大変勉強になりました。





様々、勉強になる事柄がありましたが、中でも、
「良いチームというのは、良いプレーヤーがたくさんいるチームなんだ」

という話。




よくチーム全体として戦略・戦術がすぐれているといった話があるけれども、
戦略・戦術というのは、今の競技の世界では1試合しか通用しない。

スポーツの世界も大変な情報戦時代に入っているので、非常に短期間に
ものすごく分析が出来てしまう。

従って、どれだけすぐれた作戦を展開しても、2回以上同じことは通用しない
そうです。



戦略・戦術はすぐに陳腐化してしまう。


今の時代は、作戦を立ててそのシナリオ通りに遂行するタイプのチームは駄目。
一人ひとりの選手が有能で、「その時、考える」ことが出来るチームでないと
良いチームといえないということでした。






コーチの仕事は、「俺の言う通りやれ」という昔かたぎなタイプでは駄目で、
「その時考えろ」そして「決めたら勇気をもってやれ」というタイプでないと
これからの時代は乗り切れないそうであります。




エクササイズ





なるほど、これは良い!
マネジメント諸兄には金言です。



平尾さんの話をビジネスに応用するとかなり「イケテル」上司になれそうです。



「これからの時代は変化が激しいんだ。」
「だから計画通りに行くとは限らない。むしろ計画通りに行くほうが奇跡的だ。」
「だから計画なんて気にするな!その時考えろ!その瞬間瞬間考えて答えを出せ!」






なかなか気風のいい”粋な”上司が出来上がります。
そして何より、アイデアがなく方針が示せないマネジメント諸兄にとっては、
かなり逆転なアプローチといえるでしょう。





方針が無い「イケテナイ」マネジメントを「イケテル」マネジメントに変身させる。
すごいアイデア!
平尾さん、ありがとうございました!

なぜか少子化問題

最近、少子化対策の会合に出ました。


ある事情で、どうしてもということだったので出席しました。
正直、「少子化対策??」と思い、かなり逃げ腰な姿勢でした。
会議中、寝ないようにするにはどうすればいいか思案したくらいです。





ところが、そこで聞いた話が結構興味深かった。

政策研究大学院の松谷教授のお話を聞いたのですが、その話が私にとっては、
大変に「意外」でありました。



松谷先生は人口学(?)の第一線の先生だそうで(恥ずかしながら、全くもって
存じ上げず…)、ベストセラーの書籍も出している方。



『人口減少経済の新しい公式』という本(日本経済新聞社刊)。
かなり売れているそうであります。





で、その「意外に」思ったポイントなのですが、
松谷先生は人口減少すること、少子化することを大変に冷静に受け止めておられる。




人口減少について研究されているのだから、それに対して問題意識があり、
「何とかしよう」「どうにかすべきだ」といった態度なのかな、と考えるわけです。




ところが、先生は「少子化はしょうがないですよ」的な感覚です。



さらに、「確かに日本の人口は減少するけど、だから何だって言うわけ」的な
危機感のようなものがなく、大変自然体に人口減少を受け止めていらっしゃる。



松谷先生によれば
「人口減少して、確かに日本のGDPは下がるだろうけど、そんなの大したことじゃない」
「そもそも現在のドイツのGDPは日本の1/2で、フランスのそれは1/3。
だけど、国際社会での発言力やプレゼンスは全然低くない」
「人口減少=社会的大問題という考えが短絡的」
という感じであります。



なるほど、確かに「問題だ!問題だ!」という割りに、少子化の、人口減少の、
何が問題なのかはっきりしない面がありますね。




もしかしたら、少子化の何が問題なのかわかっていないのが、最大の問題点かも
しれません。



思うのですが、問題だと考えている問題が本当に問題なのかが問題ですよね。

少子化しても日本で生きる私たちの豊かさがさらに向上していくならば、
問題ではないはずです。
子供が少なくなるという漠然とした不安があることは確かです。
なんだか活性感のない、元気がない社会になってしまいそうですもんね…。


でも、それはまだ見ぬハイパー高齢化社会に対する見えない恐怖かもしれません。







ちなみに、今回の会議まで、私も「少子化は問題だ!」と考えておりました。
そして、それを解決するためには、「是非とも移民を受け入れるべき」と考えておりました。






でも、松谷先生によれば、移民を受け入れても問題の先送りにしかならず、
少子化・人口減少の対策にはならないそうであります。
勉強になりました。




ちなみに、「なぜ、少子化するのか?」という素朴な質問に対して、
先生曰く…




「諸説あるが、私見ながら生物学的要因が最も高いと思う。」
「これまでの人類の歴史を見ると、
年寄りが増えると女性は子供を生まなくなる。」とのこと。


ひらめき

よく、戦争が始まると、なぜか男の子がたくさん生まれるという話が
ありますが、それと同じように、
年寄りが増えると女性は子供を生まなくなるそうであります。






人の平均寿命が伸びて、人間の個体数が増える。
その個体数を調整するかたちで、少子化が進行するのだそうです。
ある意味、個体数を一定に保つために、女性が子供を産まなくなるのだという
ことでした。
勿論、生物学的にそうなのであって、女性が意識的にそう行動するということ
ではありません。



でも、ふと考えれば、意識してそう行動しているように見える人もいるかもしれませんね。




だから、どうしたという感じではありますが…

ビジネス技術講座①

いつまで続くか保証のないビジネス技術講座です。




第1回は


========================

「聞きかじり」処世術。
あなたも、あたかも専門家のようになれる。

========================





自分を良く見せようという努力は重要ですよね。


よく見せるというのは、

カッコよく見せるとか(本当はカッコ悪いのに)
上品に見せるとか(本当は下品なのに)
高く見せるとか(本当は安いのに)
頭良く見せるとか(本当は頭悪いのに)



そういえば、『頭を良く見せる本』みたいなのが、
売れているらしいですね。
確か、『賢く見せるための文章力』みたいな本も
売れていたように思います。

いずれも、日経ビジネスの書籍ランキングを見た曖昧な記憶ですが。



そんな自分を良く見せたいブログの皆さん。

私から新たな提案であります。



本当は良く知らないのに、あたかも専門家のようになれる方法が
あります。



私の身の回りにも、あたかもIT領域の専門家のごとく、先端技術に
詳しく、それらを独自に評価したり…
まるで情報技術を駆使してすごいプロジェクトをまわした経験でも
あるかのように見える。



が、しかし、現実的にはITについては素人に過ぎないという人。



こういう人が実在いたします。




これ、周囲に存在する本物のプロから「聞きかじった」情報を
つなぎ合わせているだけだったりします。

モザイク状に散らばった情報を色々なところから拾い集めて
一つにまとまると、結構な”知ったかぶり”が出来るもの。



コツとしては、似非(えせ)専門家になりたい領域のプロに
コンタクトし、聞きかじった情報を自分で経験したかのように
別のプロに話をすることで雪だるま式で情報を増やすことです。


更に、人から聞いた話を「鸚鵡(オウム)返し」で繰り返せば、
いつの間にか「自分の言葉」になっていく。



そんなことで、似非専門家の出来上がりであります。



ブログの皆さんもお試しあれ。

つづく

風邪をひきまして…

季節の変わり目というのは困りものです。



ここ最近の寒暖の差の激しさにやられまして、

風邪をこじらせて、1週間ほど経過した次第です。



私、Ⅰ社内では、マネジャー向けのキックオフミーティングの場などで


「風邪をひく奴は、ビジネスプロフェッショナルとはいえない!」

「風邪をひくことは禁止!」


などと強引なことを発信しております。



勿論、体調を完全にコントロールできるなどとは考えていません。

しかし、自らをしっかりとマネージして、出来る限りよいコンディションで

仕事をしようとする姿勢がプロには求められます。




その意味で、風邪をひくのは恥と考えております。


(従って、私は今非常に恥かしいです。)


号泣



似たようなセルフコントロールネタで言うと、


これはⅠ社において昔から言われていることですが、


「月曜日休む人間はクビ」

「いつも5分だけ遅刻する奴もクビ」




要は、土曜日・日曜日と休んでいたのに、月曜日も休むというのは、

精神的コンディションか身体的コンディションか、どちらかをコントロール

出来ていない証拠。


大概の場合は、精神面のコントロールができていないのだと考えます。


月曜日休むようなら、1週間ぶっ続けで休んでしまったほうがましでしょう。

まさに「一人リフレッシュ休暇」。

月曜日、会社に行きたくないなと思ったら、その瞬間、1週間休むという

ルールを自らに架せば、月曜日の出社に勇気がわくかもしれません。



風邪を反省しつつ、本日はこの辺で。

季節柄、ブログの皆さんもご自愛くださいませ。


またね

神経の無い人、神経の太い人(6)総括②

もはや、ナシオ、フトシのネタもお忘れのことと思いますが、
何とか完結にこぎつけたい考えです。



ナシオさんの失敗もフトシさんの失敗も、原因は似ていて、
両者とも、自分の成功体験を捨てきれず、それに頼っていたこと。

そして、それぞれ自分を変える努力が欠けているという話をしました。




フトシさんの場合、自分を修正する力はナシオさんよりは高いようです。



というのは、フトシさんにはフトシさんである自覚がある場合が多い。
つまり、フトシさんには自己認知があるケースが多いようです。



自分が神経が太いということをわかっているのですが、
半ば確信犯的に、それを修正しようとしない。


とにかく、絶望的に痛い目に遭わないと修正しようとしないのが、
フトシさんの特徴です。



その意味で、フトシさんにはプロフェッショナルとしての厳しさが
足りないといえるでしょう。


仕事を仕事とも思わないような「なめた」姿勢がフトシさんの根本に
流れています。



周囲は、それでも憎めないフトシさんを可愛がったり、場合によっては、
特別扱いしたりします。

(「フトシだから仕方ない」などと、鷹揚に許してくれる組織があります。

それにありがたみを感じず、どんどん調子に乗るのがフトシさんです。)




それに図に乗って、どんどん神経を太くしていくのがフトシさんなのです。





こういうフトシさんには、とてつもない挫折を提供するしかありません。



全く特別扱いされず、周囲からも否定的な態度をとられ、孤立するくらいまで
追い込まれると、いよいよフトシさんも自分を修正しようと努力を開始します。



ナシオさんと違うのは、
ナシオさんが自分自身の特長を変えようとした瞬間に、
ナシオさんの良さを失ってしまうのに対して



フトシさんが自分自身を変えることができれば、持ち前の良さを抜本から
失ってしまうというより、新たな要素を加えた形になるということでしょうか。



大概の場合、どん底まで挫折を味わった
(こういうどん底の経験を「試練体験」というそうです)
フトシさんは、プロとして仕事に向き合うことを覚え、
自分だけに通用する方法から脱却して、周囲にも納得を与える。



そうした成長が見えたとき、フトシさんはますます力を発揮します。



但し、試練を乗り越えられればですが…



とりあえず、「神経の無い人、神経の太い人」はこれにて完結としたい考えです。


おやすみ

フロクの更新

すっかりフロクの更新をサボりました。




考えてみますと、インターネットの登場によって、
原稿を書くことが増えたわけです。
社内においても、様々な局面で何らかのメッセージを発信します。
電子メールという便利な(ある面、とても不便な)ものが
登場したために、何かとメールによって発信する機会が
増加しています。





そんな状況下で、外部から頼まれた原稿作成や
社内報に載せる原稿の作成などが重なると
なんだか、とてもたくさんの原稿を書かなければならなくなる。
これは、意外と大変です。





私の場合、表現について多少こだわりがあるタイプなので、
誰かが書いてくれた原稿というのが、ダメなんです。



ありがちなのが、ひとつの文章が長いということ。
以前、あるコピーライターの方に教わりました。
「ひとつの文章を出来るだけ短くしろ」と。



文章を短くするだけでも、相当、読みやすい文章になります。
よくありませんか、長すぎて、途中で何を言っているか
わからないような文章。




遺憾遺憾。
こういう言いたいことから離れていくのもダメだそうです。


「言いたいことに的を絞れ」とも教わりました。
今日の話は、何がいいたいわけけでもないのですが・・・



まあ、そんなことで、とにかくフロクの更新が進みませんでした。
今週は多少、更新したい考えです。


というのは、途中までシリーズ化して、
そのままになっているものがあります。




日曜日、I社のゴルフコンペだったのですが、
そこに来ていたI社のOBから
「ナシオとフトシは中途半端にフェードアウトですね」
などという不愉快な指摘がありました。



スコアだけでも不愉快というのに…。
そんなことで、多少、宿題を片付けたい考えです。



「オリンピックは参加することに意義がある」
「ブログは更新することに意義がある」





本日、以上。

つかれた

勉強になりました②

イベントの話の続きになります。




6月3日のイベントは、昼に武田先生の書のパフォーマンス。



そして、夜には、辺見えみりさん、石原良純さん、蟹瀬誠一さんにおいでいただいて、
「はたらくを楽しもう」ライブトークステージなるものを開催しました。


イベント



恐縮ながら、私、このライブトークは後半少し聞いただけでしたが、
その後、以前からちょっとした知り合いの蟹瀬誠一さんとお食事をさせていただきました。




蟹瀬さんは最近ラジオのお仕事で、大変に朝が早いらしく、
そんな中、遅くまでお付き合いいただいて、大変恐縮でありました。



さて、ジャーナリストとして一流の人である蟹瀬さんから、
大変に勉強になることを数多くお聞かせいただきました。

実に広範に様々な知識をお持ちの方。
改めて感心いたしました。





蟹瀬さんのお話から、ラジオとブログは通じるものがあるなと…



蟹瀬さんによれば、ラジオの仕事というのは、
実に気が抜けないそうです。



メディアとしてのテレビは、「1対多」のメッセージになるから、
視聴者一人ひとりに語りかけるというよりも、オーディエンスとしての
集団に対して言い放つ感じがある。


それに比較して、ラジオというのは、「1対1」のメッセージになる。
聴取者一人ひとりに語りかける感じである。



だから、ラジオでの発言というのは気が抜けない。
逆に、テレビでの発言というのは映像も伴うので、「後に残らない」。






実に「なるほど」であります。


因みに、テレビでのテレフォンショッピングとラジオのそれでは、
返品率がぜんぜん違うそうです。

ラジオのほうがだいぶ返品率が低い。


つまり、ラジオの聴取者はしっかりと判断して行動している。
耳からだけ入ってくる情報で行動するのですから、慎重さが伴うのは、
当然かもしれません。




一方、テレビの視聴者の行動は非常に衝動的なのでしょう。
視覚情報が伴うことで、直情的な行動に出やすいということかもしれません。



つまり、耳からだけ入ってくる情報だからこそ、よく聞こうとする。
これだけ様々なメディアが存在する昨今、ラジオというメディアにも存在を
継続する意味があるのだと感じました。





そして、「1対1」のメディアというラジオの特性。
どうでしょうか。ブログとも通じる部分があるように思いませんか?



まあ、そんな雑感でした。

勉強になりました

勉強になりました。




6月2日、3日とⅠ社のイベントがございました。
本社を置いている丸の内ビルディングの1階(MaruCubeというそうです)を
お借りして、昨年に引き続いて、2回目のイベントを開催しました。

三菱地所様には多大なご協力をいただきまして、本当にありがとうございます。

フロクの場を用いまして、御礼申し上げます。




6月3日金曜日には書道家の武田双雲さんにお越しいただいて、
こんな感じのダイナミックな書を披露していただきました。



つなぐ



これは繋ぐ(つなぐ)という字だそうであります。
(私の携帯でとった写真なので、あまり美しくないですな)




私はこうしたダイナミックな書のパフォーマンスというのは、
初めて目にしたわけですが、非常にすばらしいものがありました。





私のような、とりわけ芸術的センスに欠ける人間には、
全く真似の出来ない表現力。




独創的なのに、確かに「字」としてもしっかり読める。
それがすごい。



実は、武田さんに頼みまして、
色紙を2枚書いていただきました。

ひとつが「志」。
そして、もうひとつが「和」。


「志」という言葉。
好きな方が多いのではないでしょうか。
私もごたぶんに漏れず、好きでして…


一方「和」というのは、完全に自分のことだけ考えて、
書いていただきました。

私、和彦というものですから、それで「和」と。



和




ご覧いただいて、お感じの通り、
さすが書道家!
実に見事なお手前であります。






さすが武田先生。
基礎が出来ていらっしゃる!
(私のような素人が申し上げるのも恐縮ですが)





つまり、基礎の出来ていない人間に独創性もヘッタクレもないわけで、
改めてそれを実感したしだいです。


またね