丸の内で働く社長のフロク Powered by アメブロ -40ページ目
<< 前のページへ最新 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40

カレーライスで経営を思ふ

カレーライスを食べました。正確には「印度風カリーライス」。日本橋室町の元三井信託銀行さんの本店のはす向かい。古めかしい佇まい。真偽は定かではないが、カレーライス発祥の店とか…。この店、4年ほど前にⅠ社の社員と行ったのが初めて。以来、室町で昼時を迎える際にはこのカレー屋に入ります。
この店の経営はすごい。ブログ諸君の中にも行ったことのある人がいると思いますが、実に「顧客教育」が出来上がっているのです。入ると、注文する自由は与えられません。なぜか?それは、メニューがカレーライスしかないから。(大盛りを注文すると、2杯注文せよといわれるらしい。)ですから、入ったらとにかく着座して黙っているしかない。究極にカレーに集中するこの店は顧客に対してもカレーに集中することを強制します。従って、店内は昼時のビジネス街とは思えないほどの静寂が広がっているのです。顧客が入ってくる度に、「はい、一個!」と注文を通す声が響き渡ります。顧客はその店に入った瞬間にカレーライス一杯を注文したものとみなされる。究極のオーダーシステム。これだけサービスにうるさい世の中であるにもかかわらず、誰一人として文句は言いません。この店の伝統でしょうか、脈々と作り上げられた暗黙の了解事項に顧客は完全に従う。すごい経営だ。

それだけではない。この店の名は未詳。名前が見当たらないのです。店の看板には”印度風カリーライス”と、なぜか”珈琲”とだけ掲げられている。しかも、看板のサイズや位置からすると”珈琲”のほうが目立つ。(どうやら、昼時以外はコーヒーを出すようです。しかし、何時からコーヒーが出されるのかは表示がありません。)この店が何であるのかを顧客に視認させ誘導するという商売上の基本を完全に無視し、カリー、珈琲といった一般名詞だけを並べる。これだけ、ブランドの重要性が叫ばれる現代、企業は自らのブランディングに血道を上げているというのに…。この店は自らを記号化することを完全に放棄し、しかも、出しもしない「珈琲」という赤い看板を堂々と掲げる。凄まじい逆張りです。

以前、ある経営者の方にお聞きした話を思い出します。あらゆる「種」が生き残るために必死に進化し続けた。しかし、大半の「種」は進化しても適応しきれず淘汰されていった。ところが、「カメ」だけは頑なに進化を拒み続けた。進化しないという選択によって今も生き続ける唯一の「種」だそうです。この室町のカレーライスはまさにカメだ。印度風カリーライスだけを頑なに提供し続け、一切時代に流されず生き続けている。カリーライスというよりカメーライスだ。だから食べるときは、よく噛め!なんちって…

 

ブログ諸君のご支持に感謝!なぜ反省か?やがて皆さんにも披瀝できる時がくるでしょう。その日までこのフロクが存在すればですが…。

MBM

今回は一時的にブログネタから外れまして…。MBMという言葉があるそうです。カラオケじゃないですよ(それはBMBか…)。マネジメント・バイ・マガジン。つまり、雑誌で読んだことでマネジメントするということですな。これ、ウチの会社のG役員に教わりました。どっかの本で読んだんでしょう。マネジメント・バイ・ブックですね。
当然ながら、いい意味ではありません。昨日読んだ雑誌のネタで、「これからは、君、ユビキタス時代だぞ」みたいな。大して理解してもいない浅薄な知識でマネジメントしてはいけないと諫めている。マネジメント諸兄ならご理解いただけるでしょうが、結構MBMやってますよね。正直、私やってます。たまにですけど。G役員によれば「Kさんはいつも日経ビジネスでMBMしてますよね」(これは事実に反します)

その点、ブログは雑誌ネタOKでしょう。この辺りがブログのいいところですね。いやー、今週の日経ビジネス読んでたら、「日本はすでに景気後退の兆し」なんて記事があって、何じゃそれはと。世の中がいい感じになっているのに、何でわざわざそんな記事出すのかなと。そんな感想を覚えましたね。
ブログ諸君はご存知かどうかわからないけど、Ⅰ社は人事組織系のサービスを提供する会社なんです。私たちのような会社から見える世の中は決して景気後退の状況ではないですね。むしろ、底固くなっている感さえある。今現在の企業の人材ニーズ、組織拡張ニーズはぐんぐん強くなっている。物事というのは見る角度、見る視点で、全く違うように映るのですね。

ブログ戦略室発足!

3月31日深夜、突然、当社の役員Fが部屋に飛び込んできた。
「Kさん、ちょっと時間いいですか?」(どうした?)返事もしていないうちに、F役員が続ける。
「例のブログです。あれでは会社として問題ですよ。これからの企業にとって、ブログをはじめとするインターネット上のコミュニティーサイトというのは戦略上非常に重要な意味を持つんです!」(はぁ?大げさでしょ)
「やるなら長期的なデザインに基づいてやってもらいたいんですよ。」いつも温厚なF役員が珍しく熱く畳み掛けてくる。
Tさん(当社T役員)にも話しはしてあります。すぐにメンバーをアサインして、抜本的な取組の見直しからやりたい。」申し合わせたように、ガラス張りの部屋の向こうにT役員が通りかかる。
「ちょうど良かった。Tさん!」
Tさんからも言ってください。Kさんのブログがいかに我々のビジネスに影響を与えるかを。」すると、T役員がそれを引き取る。
Fさんには全く同感です。Kさんがブログをやるなら、会社としての万全なバックアップ体制が必要だと思うんです。クリエィティブ面一つとっても、現況のものではあまりにも貧相です。うちのマーケからクリエイターを一人アサインすべきだ。それから、エディトリアルな面も再考すべきでしょう。どうせやるなら専属のエディターを立てて1日10回くらい更新してもいい。」(何~!)
更に勢いづくF役員が「Kさん、今回の投資は安いもんです。I社の多様な顧客接点作りのためにもブログは大胆に強化すべきです!何なら、長期的なシナリオ展開を私が担ってもいいと思っています。」(おいおい!)
何か言おうとする私を遮ってT役員が続ける。「Kさん、もともと私がブログをすすめた理由もここにあるんです。クリエイター1名、エディター1名、戦略担当1名でブログ戦略室を立ち上げましょう!」(マジかよ~)
というわけで、本日4月1日からブログ戦略室が設立された。今後の私のブログの発展にご期待ください。
ところで、リニューアルされたアメブロ、慣れるの大変だぞ!

業務連絡♪~

いきなり思いついたのですが…
I社諸君!ならびにI社関係者の皆さん!
ご注意いただきたいことがあります。
これから、しばらくI社では社内イベントが色々とありますが、その場にて
「Kさんのブログ見た?」「えっー!知らないのー!」みたいな会話をしないでいただきたい。(しないかも知れないけど…)
とにかくブログの存在は「言うな!」

私はブログを巡る様々な実験に取り組んでいる。だから、この件について会話しないようにお願いします。

公共のブログの場を伝言板にして申し訳ありません。

油断できぬ・・・

しかしこの(→)右側のランキングっていうのはどうなんだろうねー。
(またもやブログネタだが)人のことを勝手にランキングするとは…笑止千万!「失敬だよ君ー!」という感じ。そもそも、こういう肩の力を抜いて取り掛かっている事柄で”順位”だもんなー。全く油断できない世の中です。

ブログ諸君!この記事を書くマイページみたいなところに”ランキングをチェック”っていうのがあるけど、これは壮大な「罠」だぞ!諸君をランキングによって操り、ブログを書きまくるように仕組んでいる。あな怖ろしや、ブログ…現に私はランキングを気にし始めている。

昨日も書いたけれども、ビジネスの世界で生きるものは"比べられること"に敏感なんですよ。敏感?いや間違った。敏感なのではなく”弱い”のですよ。特に経営者は比べられることに弱いし、好きだし、もちろん、優劣を問われたときに「優」でありたいと思うのは当然。

ブログにランキングが出ることは経営者がブログをやることの抑止力になっていますね。間違いない。だって、自分の順位が下のほうだったら…つらいもんね。私なんて、今朝、ひそかに「何位になったかなー?」なんつって確かめてるんですから。(まずい!矛盾だ。いきなり矛盾だ。人のことは気にしないことを条件にはじめたはずのブログが…やめちゃおーかなー)

そうそう、油断できないといえば、アメーバブログだっけ。これの広告にウチの会社の”競合企業”がデカデカと広告打っているじゃないですか。
まずいなー。ウチのマーケティング部に早速連絡だ。対策を講じなければ。ということで、対策は次回詳述。

F社長!どうやったらランキング上がるの?

初めて見た!

初めてF社長のブログを見ました。
「今さら!?」とお感じか?だって、このブログの設定、自分でやってないような人間ですから…実際、F社長が勝手に作った(作ってくれた)だけだから。

それにですね。ビジネス上でいろいろ他人や他社と比べられるでしょう。結構、「比べられることに食傷気味なわけです。」
だから、これをはじめるときも考えたわけです。「他の人のは見ないぞ!」

評価されることは、自分が評価されることを意識した段階から始まる。評価されているとか何とか考えずに、純粋に何かに取り組む子供たちを見よ!それに比べて、ビジネス社会のなんとおぞましいことか…比較比較、差別化差別化。くっー。
まあ、その割りに比べてもらわないとストレスだったりもするわけですが…そんなことで、F社長のブログを覗いて見た。

あれっ!何かかっこいいぞ!、ずるい!」
しかも、なんだか行と行の間をずいぶん空けている。
「あっ!」さては、下までスクロールさせる魂胆!下までスクロールさせて、右側に広告を大量に出そうとしているなぁ!凄まじいビジネス意欲!

諸君!だまされるなー!ブログは広告らしいぞ…(笑)

おそろしや、ブログ…。I社社員でも見ている人間が結構いることが独自調査で判明。しかも会社で…。諸君、我々は知らぬ間に「ブログに巻き込まれ、広告を見せられている」ぞ!(笑)

そうそう、それから「”丸の内で働く社長”はKさんだけじゃないでしょう」とのごもっともな指摘がありました。指摘を採用して「丸の内で働くある一人の社長のブログ」に改めましたから。

いやーーやってみるもんですなー

まったくもって新たな体験が進行中。
面白いもんですなー。ブログ。
F社長のブログってすごいんだねー。いろんな人々が、F社長のブログを経由してやってきました」ってわざわざ教えてくれます。

どうもいつまでたっても単なるブログ体験談を書いているばかりになりそうですが…この話だけで引っ張れるだけ引っ張ってみようかなー。
最悪、「俺はやってない」と、しらばっくれればいい?

ちなみに、昨日の大磯入りの前、福岡に行っておりました。
新卒採用のセミナーです。久しぶりに福岡での新卒セミナー、やはり当社の知名度が低いだけに”こじんまり”とした集客でしたが、反応は良かった。
不思議なもので、スピーカーはオーディエンスの反応で勢いが変わるもの。福岡の学生の皆さん、熱心な聴講(?)聴セミナー(?)ありがとうございました。

一人ひとりの学生の皆さんの純粋さのようなものが感じられました。
これは、福岡の、九州の学生の皆さんが”すれていない”ということか?
今シーズン、再度九州でセミナー展開したいものです。

ブログ初心者-心得知らず

…大磯からの帰りに…
F社長に聞いたら、親切に(?)タイトル(↑)の変更の仕方を教えてくれました。
なんとまあ、初心者丸出し。恥知らずの領域。
決して、リテラシーが低いわけじゃないのだけれども、素人よろしくで、何でもかんでもF社長に聞くというのが、逆に面白い感じです。新鮮。

ブログに自分のブログ体験だけを書き続けるの意味はないかもしれませんが、少しづつまともな方向に向けたいと…
そんなことで、”四十の手習い”ですのでご容赦を。

丸の内で働く社長のブログにしたかったのに・・・

先週水曜日にネット系企業のF社長に相談しました。
「ブログっていうのをやってみようと思うんだけど…」すると、金曜日には勝手にフォーマット(?)が作られていました。

もとはといえば、私の会社の創業社長Uさんが「ブログをはじめる!」という場に居合わせたのがきっかけ。
自分が書こうとは全く思いませんでしたが、私の会社のT役員が「是非ともやるべきだ」などとそそのかされ、冒頭のF社長への相談につながった。

そもそも私の会社は非常にカタイ領域のビジネスを展開しているので、
”ブログを書く”タイプの会社じゃないという意見もありました。
昨日、一緒に飲んだ社員からも「リスクがあるからやめてくれ」と…。
そういわれると、逆にモチベーションが高まって、思いつくままに書いています。

実は今も、大磯プリンスにて、当社のある事業の戦略会議に出席中。
議論に入れなくて、思いつきでブログ執筆です。
続くのか?自分自身に疑念を持ちつつ…まあ肩に力を入れずやってみます。

F社長
タイトルを「丸の内で働く社長のブログ」にしてくれません?
やり方がわからないもんで…
<< 前のページへ最新 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40